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肌荒れや疲れた顔をしていると言われたことはありませんか?
寝不足や栄養不足、運動不足など様々な原因は挙げられますが、
実は、そのトラブル肝臓が弱っているかもしれません。
今回は、美容と肝臓の関係についてまとめて行こうと思います。
<肝臓の解毒機能について>
腸で消化し吸収した栄養分は肝臓へ送られます。
ここで体にとって必要なものと不必要なものに選り分けて、
毒となる不要なものは無毒化して体外へと排出しています。
私たちのまわりは、実に様々な毒素であふれています。
毒として処理されるもので、以下のものが挙げられます。
・ 環境ホルモン
・ 食品添加物
・ 残留農薬
・ トランス脂肪酸
・ 精製された炭水化物
・ 精製された過剰な砂糖
・ たばこ
・ アルコール
・ 薬
例えば、肝臓で起こっている解毒の化学反応を工場で再現した場合、
東京都の1区がいっぱいになる程の工場が必要だと言われているそうです。
それだけ大掛かりな作業を、体内で行なっているのが肝臓なのです。
これ程の機能をもっている肝臓なので正常に機能していれば、
毒素が体内に入っても問題はありません。
<肝機能低下時の肌トラブル>
何らかの理由で肝臓の機能が低下していると、毒素を速やかに処理できず、
体内に蓄積してしまいます。
そうすると肌は悪循環に陥り、美肌を損なってしまうことになるのです。
肝臓機能が低下
↓
毒素が体内に蓄積
↓
細胞の機能が低下
↓
肌の新陳代謝が停滞
↓
メラニンが停滞、肌がくすむ
↓
顔色が黒ずんでくる
このような流れで、肝機能の低下によって、肌トラブルが発生してしまうのです。
<肝臓の代謝機能>
腸で消化・吸収して肝臓に送られた栄養分を体内で利用できる形に作り変えて全身に送り出しています。
肌や髪、筋肉や血液など、身体を作るための材料を供給しているのが肝臓なのです。
肝臓で合成されるものの1つに「グルタチオン」というものがあります。
このグルタチオンは、黒色メラニンを作るチロシナーゼの活性を抑制し、
メラニンの沈着を防いでシミを予防してくれます。
さらに、肌色メラニンの生成を増やして、肌全体を白くトラブルのない肌へと導いてくれるのです。
つまり、肝臓が正常に働く事によって、肌の美白にも繋がっていくのです。
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いかがでしたでしょうか?
今回、美容と肝臓の関係についてまとめてみました。
是非、参考にしてみてください。
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