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お酒というと、健康にも美容にも良くないという印象をもたれていたり、
美容にいいという印象を持っている方のほうが少ないかと思いますし、
飲むお酒によってはほとんどがそのとおりです。
でも、実は、美肌にいいお酒もあります。
今回は、美肌にいいお酒についてまとめて行きたいと思います。
<美肌にいいお酒>
ウイスキー
ウイスキーは蒸留酒のため糖分が少ないです。
ウイスキーは麦類やトウモロコシなどの穀物を糖化・醗酵させたあとに蒸留して、
樽で熟成したもののことを言います。
蒸留する際に糖がほぼ抜かれてるのでビールなどの醸造酒に比べて糖質が圧倒的に低いのです。
100ml当たりに含まれる糖質はビールが3gほどに対してウイスキーはほぼゼロなのです。
シワ・たるみのもととなる糖質はなるべく抑えたい方にはオススメです。
また、実はウイスキーにも熟成するときにオーク樽から出るポリフェノールが含まれています。
それが「レオニレシノール」という成分で、
シミの原因となる酵素を抑制する働きがあります。
シミを防ぐことによって、美白効果も期待できるのです。
ワイン
特に赤ワインに多く含まれているポリフェノールには、活性酸素を抑える「抗酸化作用」があります。
この活性酸素は、呼吸でとりこんだ酸素が体内で酸化したもので、シミ・シワ・たるみなどお肌の老化の原因です。
ポリフェノールの抗酸化作用は、体内の活性酸素を除去してくれるのでお肌のアンチエイジングに効果的なのです。
赤ワインに含まれるポリフェノールは「レスベラトロール」というもので、
ニキビの原因となる細菌の増殖を抑える効果があります。
さらにワインはビタミンやミネラルも豊富なので、ダブルで美肌効果が期待できるのです。
また、赤ワインに比べポリフェノールの含有量は少ない白ワインですが、カリウムが多く含まれます。
カリウムは利尿作用を促進し、老廃物を排泄する働きがあります。
体をデトックスすることで肌のターンオーバーも促進され、くすみ肌荒れが防げますよ!
日本酒
日本酒の原料である「米麹」は、最近化粧水やパックなど美容品でも注目されている成分です。
米麹には麹酸という成分が含まれており、シミやそばかすの原因になるメラニン色素の生成を抑制してくれる美白効果があります。
また、ほとんどのお酒が体を冷やしてしまうのに対し、
日本酒には体温を暖め血行を良くする効果があります。
これは血管を広げる「アセトアルデヒド」と、
血管の収縮を妨害する「アデノシン」という成分が血管を広げて循環を促進しているためです。
そのため冷えやむくみが改善できます。
また肌表面の血行も高まるので、肌の新陳代謝が促され肌ツヤも良くなりますよ。
そして、日本酒に多く含まれるアミノ酸は肌の角質層を構成するものです。
肌の保湿力を高めるのに欠かせない成分なんです。
角質層にアミノ酸が不足していると肌のたるみの原因になります。
日本酒でアミノ酸を摂取すればもっちり肌になるかもしれません!
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いかがでしたでしょうか?
今回、美肌にいいお酒についてまとめてみました。
お酒好きには朗報かもしれませんが、飲みすぎてしまっては肝臓を壊してしまうので、適量をたしなむように楽しみましょう。
是非、参考にしてみてください。
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