(イメージ画像)
温泉に入るとお肌の調子がいいと感じたことはありませんか?
温泉成分のおかげだとは知っていても、泉質などによってお肌にもたらされる効果が違うことは意外と知られていないですよね。
今回は、温泉に入ると美肌になる理由についてまとめて行こうと思います。
<お肌への効果は泉質によって違う>
温泉といえば、やっぱり期待したくなるのはお肌への効果ですよね!
温泉はしっとり保湿や、つるつるクレンジング、くすみ対策や美白など、
さまざまな美肌効果が期待できますよ!
スキンケアを目的とするなら泉質選びも注目したいポイントなのです。
目的に合わせた泉質を、温泉選びの参考にしてみてください。
「塩化物泉」の保湿効果
塩化物泉は、溶存物質(※)が1,000mg/kg以上で、
塩素イオンが20ミリバル%以上含まれている鉱泉のことです。
海水の成分によく似ていて、なめてみると塩辛いのが特徴です。
入浴すると塩化物泉の塩分が肌に付着して、汗の蒸発を防ぎます。
そのため、肌が冷めにくく、体を芯から温めてくれるので、冷え性の方におすすめです。
また、肌表面が塩のベールで包まれるので、入浴後はお肌しっとり、保湿効果が期待できますよ。
「二酸化炭素泉」でむくみ解消
細かな気泡に全身が包まれる二酸化炭素泉は、炭酸ガスがお湯に溶け込んでいいます。湯温が高くなると炭酸が気化して弱くなってしまうため、
ぬる湯になっているのが一般的です。
皮膚から吸収された炭酸ガスは、血管を拡張して、血のめぐりをスムーズにします。
血液循環が良くなるので、湯温が低めでも体はしっかり温まりますよ!
炭酸ガスの血行を促すはたらきで、皮膚の血流は通常時の3倍以上になると言われているのです。
リンパの流れも促進され、むくみの解消や老廃物の排出促進作用まで期待できます。
「炭酸水素塩泉」で美容液効果
炭酸水素塩泉は、旧名・重炭酸土類泉(カルシウム炭酸水素塩泉・マグネシウム炭酸水素塩泉)、
旧名・重曹泉(ナトリウム炭酸水素塩泉)のこと。
カルシウム炭酸水素塩泉・マグネシウム炭酸水素塩泉は、鎮静作用があり、
リラックス効果に期待大です。
ナトリウム炭酸水素塩泉は古い角質をやわらかくし、
皮脂を乳化させて汚れを落としやすくする、石けんのようなはたらきをします。
なめらか&スベスベを実感できるのがこの泉質の特徴で、
美肌の湯の代名詞となった理由です。
「硫酸塩泉」でハリのある肌に
硫酸塩泉は、含有成分により3つのタイプに分かれます。
・ナトリウム硫酸塩泉
お肌に水分を補ってくれる化粧水のようなはたらき。肌をうるおわせることで、
コラーゲン生成のサポートが期待できる、アンチエイジングの湯です。
・カルシウム硫酸塩泉
かゆみを抑えるカルシウムの鎮静効果は、乾燥肌の方でも安心です。
しっとりした湯上がり肌をつくってくれます。お肌に弾力を与えてくれるので、
ハリアップにも期待できますよ!
・マグネシウム硫酸塩泉
生苦味(せいくみ)泉とも呼ばれ、無色透明で、独特の苦い味があるのが特徴ですよえ!
美肌をサポートしてくれます!
(イメージ画像)
いかがでしたでしょうか?
今回、温泉に入ると美肌になる理由についてまとめてみました。
是非、参考にしてみてください。
コメント